井上雅彦 編「酒の夜語り」異形コレクション242007年01月13日 08:01

2007年1月11日(読み終えた日にち)星3つ(全5つ中)

さすがにちょっとトーンダウン。 お酒にまつわる話なのでどうしてもアル中の話が多くなって段々悪酔いしそうになった(--;) さすがに現実にアル中で亡くなった中島らもさんのは説得力あったな。 ガラダの豚はなんじゃこりゃ?と思ったけど、短編類はまあまあです。

小さな三つの言葉(浅暮三文)/八号窖の手(南条竹則)/ジントニックの客(中井紀夫)/夢淡き、酒(倉阪鬼一郎)/グラスの中の世界一周(森奈津子)/瓶の中(山下定)/苦艾の繭(吉川良太郎)/赤の渦紋(青木和)/笑酒(霜島ケイ)/ボンボン(井上雅彦)/飛蝗のじいさん(江坂遊)/首吊少女亭(北原尚彦)/李白一斗詩百篇(小沢章友)/頭にゅるにゅる(中島らも)/痴れ者(飯野文彦)/青い夢(早見裕司)/夢の入れ子(石神茉莉)/常連(藤木稟)/ワイン猫の憂鬱(竹河聖)/秘伝(草上仁)/酒粥と雪の白い色(薄井ゆうじ)/朱の盃(加門七海)/思いつづけろ(菊地秀行)