神林長平「太陽の汗」 ― 2006年10月02日 02:48
2006年9月29日(読み終えた日にち)星3つ(全5つ中)
可もなく不可もなくと言った感じ。 この作者独特の幾重にも重なるパラレルワールドは面白かったけど、もっと違う展開を期待してしまった。
京極夏彦「邪魅の雫」 ― 2006年10月02日 02:52
2006年10月5日(読み終えた日にち)星10つ(全5つ中)
久しぶり、そして待ちに待った京極堂のシリーズ新作です。 全体の構成、人物描写、心理描写、リズム、テンポ、何をとってもすばらしいですね、もう期待以上で脱帽です。
榎木津礼次郎の縁談の相手が次々と不幸が襲う。 探偵社の益田は榎木津にないしょで調査を始めるが、事件は次から次へと錯綜して行く。 容疑者が次から次へと被害者になって行くのだ。 連続殺人なのか?
私が一番好きな木場さんの出番がすご〜く少なかったのがちょい不満(^^;) でも、主役のハズの京極堂も少なかったよね、今回。 益田、関口、青木くんあたりが大活躍でした。
丸元淑生「たたかわないダイエット」 ― 2006年10月08日 05:40
2006年10月6日(読み終わった日にち)星5つ(全5つ中)
とても常識的で良心的な本だと思いました。 どれも知ってたハズの事なんだけど、実践できてなかったです。 (朝フルぐらいか?できてたの) 読んでひたすら反省!って感じでした。 ダイエットではない、当たり前に毎日食べる物を ごく常識的に変えると言う教えです。
お陰様で3キロ痩せましたm(__)m
荒俣宏「帝都物語」第四番 ― 2006年10月11日 04:02
2006年10月9日(読み終えた日にち)星4つ(全5つ中)
満州で風水師黒田茂丸が地下の鬼と戦う。 3巻、何か風水関係なくなっちゃったぞ?と、思っていたのだけど、ココで復活! やっぱ風水対決のが面白いね。 後半は加藤は仙人になり恵子も解放されみな日本に戻って来る。 由佳里がやっと・・・ 終わりの方に雪子の恋人の亡霊しょって三島由紀夫が登場。
荒俣宏「帝都物語」第伍番 ― 2006年10月17日 03:49
2006年10月14日(読み終えた日にち)星4つ(全5つ中)
三島由紀夫が登場し、時代は安保闘争へ。 もしかして・・と思ったらやっぱり美輪明宏も(^^;) 恵子が邪視をもつドルジェフと戦います。 そして後半はいきなり何だか近未来SFになります(^^;) すでに生きているのは人間じゃない加藤と恵子と長寿の 秘薬を飲んだ鳴滝だけ。 後はみなさん生まれ変わって来ますけど・・・
荒俣宏「帝都物語」第六番 ― 2006年10月23日 02:10
2006年10月19日(読み終えた日にち)星3つ(全5つ中)
とにかく加藤以外みなさんお亡くなりになってしまう、 亡霊としてとか転生してとかで出ては来るんだけど、今ひとつ感情移入できないじゃない、そんな実態のないモン(^^;) 最後についに加藤の本当の正体がわかります。
加藤、実は将門その人だったんだよ。 将門の怨念が実体化したって言うのかな。
桐生祐狩「川を覆う闇」 ― 2006年10月23日 02:16
2006年12月9日(読み終えた日にち)星1つ(全5つ中)
以前読んだ「夏の滴」が気持ちは悪いけど、なかなか面白かったのでこの新作も読んでみたが・・・今ひとつ何が言いたいのか? 潔癖性の人間が増えて不潔な物がおしやられて行く世界で不浄なものの逆襲が始まる・・みたいなストーリーではあるのですが。 中世ヨーロッパで清潔の追求を基本理念としながら、迫害によって消滅していた宗教、ドゥーゼ派の復活とか、「世界穢」の概念がちょっと面白かったけど、どうもストーリーに生かされきってない消化不良な感じがいなめません。 汚い物と、言ってもそう言う物を羅列するばっかりで何だか今ひとつ迫って来ないし・・要するに面白くないんだよね(--;)
池谷裕二「脳はなにかと言い訳する」 ― 2006年10月23日 02:23
2006年10月 日(読み終えた日にち)星3つ(全5つ中)
サラっと読める脳に関するエッセイ。
盛鶴延「気功革命」 ― 2006年10月23日 02:27
2006年10月 日(読み終えた日にち)星5つ(全5つ中)
この本の評判がとても良かったので読んでみたのだけど、実際の気のイメージの仕方が非常に解り易く書いてある。
盛鶴延「気功革命・治癒力編」 ― 2006年10月23日 02:29
2006年10月 日(読み終えた日にち)星5つ(全5つ中)
下の気功革命の続編にあたる。 前の本よりももっと実際的に頭痛の時はこう言う事をやりなさい、と、実に具体的に書かれている。 全部やってみると言うよりも症状別の気功版家庭の医学的な使い方をすれば良い本だと思う。