ジャック・ケッチャム「隣の家の少女」2006年11月09日 04:14

2006年11月7日(読み終えた日にち)星4つ(全5つ)

物語の出来としては確かに星5つかもしれない。 しかし、内容が凄まじいので完璧に気分悪くなってマイナス1です(--;) 気分悪くなる程凄い出来って事でもあるのだけど。 なんせ、隣の家にひきとられた13歳の少女が折檻されなぶり殺しにされるまでを克明に描いた小説だから。 人間のダークな面を見事に浮かびあがらせています。 特に主人公、彼女を助けようとした唯一の子供なのだけど、その善良さと邪悪さが相まってより凄まじい邪悪さを際立たせているのが見事。

飯田譲治・梓河人「盗作」上2006年11月09日 04:23

2006年 月 日(読み終えた日にち)星 つ(全5つ中)

続けて飯田譲治・梓河人コンビの作品を読んでみたのだけど、いか〜ん、コレは二人のダメな面がモロに出ちゃってる感じがする。軽い文章が軽快じゃなくって軽薄に響いてしまう。 ついでに主人公の高校生の女の子がある日いきなり創作の嵐に襲われて(天啓と言うのかも)すばらしい絵画を仕上げると言う所からお話が始まるのだけど、いくらすっごいインスピレーション湧いたって技術のない奴にそんな凄い絵は絶対描けないぞ! もう、ここから嘘くさい。 人物描写もなんか軽くてうんざりする(--;)

ブレンダ・デーヴィス「魂からの癒し チャクラ・ヒーリング」2006年11月09日 04:29

2006年 月 日(読み終えた日にち)星5つ(全5つ中)

「コールドスリープ」の中に梓河人の「その愛は石より重いか」と言う作品があって、そこでチャクラの事が取り上げられていたので、もちろんチャクラがどんなモンかぐらいは知ってたけど何となくチャクラ繋がりで思い出して読んでみました。

しかし、この本はチャクラの説明と言うよりはヒーリングの方に重きがおかれた本でした。そして当初の目的とは完璧に違ってそのヒーリングの話があんまし面白いんで思わずソッチにのめり込んじゃいました(^^;)

私、ニューエイジのヒーリング系はハッキリ言って飽きたって言うか、アホらしくなったと言うかちょっとウンザリしててあんまし近寄りたくなかったのよね。でも、この本は違った!ちゃんとした医師免許を持った医者が書いているからか?いや、その彼女がなかなかの平衡感覚の持ち主で妙な世界にドップリつかっちゃったりしていなかった所がまず好印象だったの。そんで、そんで、何よりもあまりにも当たっている!気がつくと段々真剣に読み始めている自分がいました。