ディーン・R・クーンツ「ライトニング」2006年01月25日 03:28

2006年1月23日(読み終えた日にち)星3つ(全5つ中)

主人公のローラは小さい頃から危機に陥ると必ず雷鳴が轟いて守護の使いが助けてくれる。 その守護の使いが誰なのか?なぜローラを助けてくれるのか?・・と、謎が謎を呼ぶタイムトラベルもの。

・・なのですが、これが映画だったらかなり楽しめたと思うのですが、何せ主人公のローラが無茶苦茶強い女性で全然感情移入できなかったです(--;) そう、映画だったらターミネーターの親子みたいで楽しいかもとは思うのですが、美人で才女で強くってと、なんだかなぁ

ねたをバラすとナチスがタイムマシンを作りあげていて未来に人間を送ってナチスのためになる情報を仕入れようとしていたのです。 そして守護の使いは結局ナチスの将校だったのですが、彼がローラを助ける理由がアホらしぃ(--;) ちらっと見かけて恋に落ちたんだってよ。 ちょっと、勘弁してよ。 もっとナチスが必要とする何らかの物、事、がらみの人間で、でも、その彼女に惚れたってんならまだわかるんだけど、全然関係ないただ見かけただけってのが許せない(--;)

話の展開自体は面白いのですが、細かい所に突っ込みたくなるお話でした。